eBay SandboxのUser Tokenとは、Sandboxテストユーザーの代わりにAPIを使うための許可証です。この第3話では、テストユーザーの作成からサインイン、アクセス許可、User Tokenの発行までを順番に進めます。
今回は、前回のこの画面からスタート。

Sandbox(サンドボックス)側のUser Tokensをクリックして、トークン発行といきましょ。
- Sandboxテストユーザーを作る
- 作成した「TESTUSER_」から始まるユーザー名でSandboxへサインインする
- アクセスを許可してSandbox用User Tokenを発行する
- Developer Programアカウントとの違いと、秘密情報の扱いを確認する
User Tokenとは?
- Developer Programアカウント:アプリやKeysetを管理する人
- Sandboxテストユーザー:Sandboxの中で売買を試す架空のeBayユーザー
- User Token:アプリがそのテストユーザーに代わってAPIを使うための許可証
ざっくり言えば、Keysetがアプリ側の身分証明書、User Tokenがユーザー側から渡された委任状です。この2つがそろうことで、「このアプリが、このユーザーに代わってAPIを使うよ」という関係ができます。
ここで発行するUser TokenはSandbox専用です。本番のeBayアカウントや出品を操作することはできず、Productionで発行したTokenをSandboxで使うこともできません。
トークン発行までの流れ
すると、こんな画面が表示されると。eBay側の更新によりメニュー名や配置が多少変わることはありますが、Sandbox用のテストユーザーを作り、そのユーザーで許可する流れは同じです。

まずは、Sandbox userを作りましょ。
Register a new Sandbox userをクリック。※Sign in to Sandboxボタンの下ね。
クリックすると登録画面が出てくるので、いつもの入力ぅ!

Sandboxのユーザー名には「TESTUSER_」が自動で付きます。メールアドレスはテストユーザーごとに固有のものが必要です。パスワードなどの条件は、そのとき画面に表示される案内に合わせてください。
Feedback score・Registration date・Registration siteなど、下側の項目は最初の確認では初期値のままで良き。用途に合わせて変えたい人は、各項目の案内を確認してください。
入力できたら、Registerをクリックで登録っと。
Registerボタンの上に「You have successfully registered a sandbox user, sign in here.」と表示されたら登録完了です。

そのまま「here」をクリックし、画面遷移後のSandbox環境でSign inをクリックしてサインインしましょ。
※eBayロゴの近くにSandboxと表示されていることを確認。

ここで使うのは、さっき作ったSandboxテストユーザーのユーザー名とパスワードです。本番のeBayアカウントやDeveloper Programのログイン情報を入れても通らないので注意。
ユーザー名は、先頭のTESTUSER_を含めて入力します。
成功すると、見慣れた感があるトップページっぽいあの画面が。

ほんで、ここからUser Tokensの画面へ戻り、Sign in to Sandboxをクリック。先ほど作ったSandboxテストユーザーでサインインします。
アプリがテストユーザーの代わりにAPIを使うための許可画面が表示されたら、内容を確認してAgree。

画面に「Use your keyset and token to send API requests on behalf of the user.」などの案内が表示され、その下にTokenが出てきたら大成功。

これだけで白米3杯いける。
User Tokenを安全に扱う
User Tokenは秘密情報です。Sandbox用だから雑に扱ってよい、というものではありません。
- ブログやSNSへ載せない
- スクリーンショットを共有するときは必ず隠す
- AIへの質問にそのまま貼り付けない
- 知らない人へ渡さない
- 必要以上にコピーせず、安全な場所で管理する
SandboxとProductionは別環境です。Sandboxで発行したTokenから本番データが見えたり、本番の出品がSandboxへ出現したりすることはありません。
詰まりポイント紹介
① 住所登録画面が出るかもしれない
→ 画面の案内に沿って入力すればいいじゃない。
② Sandboxユーザーを作っていないとサインインで弾かれる
→ 先にRegister a new Sandbox userから作ればいいじゃない。
③ Sandboxユーザーを作って戻っても弾かれる
→ まずスーパーリロード。まだ通らなければ、ユーザー名にTESTUSER_を含めているか、Sandbox用パスワードを使っているかを確認します。いったんログアウトする、別のプライベートウィンドウで開く、パスワードを再設定するのも候補です。
④ Developer Programの情報を入れても通らない
→ Developer ProgramアカウントとSandboxテストユーザーは別物です。サインインに使うのは、今回作ったSandboxテストユーザーのほう。
Sandbox User Tokenについてよくある質問
Developer ProgramアカウントとSandboxユーザーは同じですか?
別のアカウントです。Developer ProgramアカウントはアプリとKeysetを管理し、Sandboxユーザーはテスト環境内の売り手・買い手として動きます。
SandboxのUser Tokenで本番データを操作できますか?
できません。Sandboxで発行したTokenはSandbox専用です。Productionのアカウントや出品には影響しません。
User Tokenを他人やAIに見せてもよいですか?
見せないでください。User Tokenは、アプリがユーザーに代わってAPIを使うための秘密情報です。画面共有やスクリーンショットでも必ず隠します。
すべてのeBay APIで同じTokenを使いますか?
APIや認証方式によって必要なTokenは異なります。この講座では、用意したツールで使うSandbox用User Tokenを発行します。今は「どの環境・どのユーザーの許可証なのか」を意識しておけばOKです。
今回のゴール
- Sandboxテストユーザーを作成できた
- そのテストユーザーでSandboxへサインインできた
- アクセスを許可し、User Tokenを表示できた
- User TokenはSandbox専用の秘密情報だと理解した
全然楽勝ムード。どのぐらい楽勝かと言うと、8対4ぐらいで勝ってる状況で中継ぎが打たれ出し始めたぐらいに楽勝ぅ!
次回はGASへ認証情報を設定して、APIが実際に動くかを確認してみましょう。設定ばっかりで辟易していると思いますが、耐えることも大切ですぞ。
おそまつ!
最終確認日:2026年8月18日
執筆・確認:まる(EC Tool of Tools 運営者)
公式参考:Create a test Sandbox user/eBay API Authorization

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